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黒部峡谷黒薙温泉

信濃大町・扇沢から黒部ダムへ行き、黒部ダムから地下に潜り、東京ドーム程ある巨大な地下施設、黒部川第四発電所を見学して、吉村昭著「高熱帯」を抜けて欅平に出る「黒部ルート」を旅してきた。
今回の旅の目的は、念願の黒部峡谷の野天風呂と知る人ぞ知るの「黒部ルート」である。
念願の黒部峡谷紀行11月22日、季節がチト遅いがやっと実現。
紅葉の見頃は終わっており、訪れた黒薙温泉旅館は黒部峡谷で営業していた最後の宿。
ここも22日の泊客で今年の営業は終了。
本当は、祖母谷温泉に行きたかったのだが、
「黒部ルート」が抽選で外れにはずれて、今年最終日にやっと当選したしたため涙を呑んで次善の黒薙となった。
しかし、黒薙も訪れたい温泉であったので、十分に堪能してきた。
黒薙温泉へは通称トロッコ電車の黒部峡谷鉄道で黒薙駅下車。
現在は渓流沿いの山道が工事中のため黒薙駅から通常は通行禁止の工事用トロッコの支線のトンネルを歩く。
トンネルの中の黒薙温泉入り口の看板から、さらに黒薙温泉専用トンネルに潜り込む。
岩盤をくりぬいただけの専用トンネルを途中コウモリの歓迎を受けて下っていくと黒薙渓谷が現れ、温泉旅館に着く。駅からトンネルばかり約15分。
黒薙渓谷

左手の湯煙は宇奈月温泉に送られているお湯の源泉です

大きな野天風呂は湯煙の奥、宿は手前です
宿には、露天風呂として混浴の大露天風呂と女性用の天女の湯があり、男女別の内湯がある。

温泉は無色透明で、少し硫黄の匂いがする。
源泉は高温であるが、露天風呂は長湯族用にぬるめ、内湯は熱めにしてある。

大露天風呂はご多分に漏れずツルツルに磨き上げた黒部川の石を敷き詰めていて多少は野趣をそぐが、自然の巨岩を組み合わせたなかなかの露天風呂である。

露天風呂の脇には男女別に脱衣用のテントがあるある。

旅館の泊まり客向けには夜間、女性専用時間が設定されている。

外来入浴客は温泉旅館に寄って料金500円を支払う。これで露天風呂、内湯に好きなだけ入れる。
黒薙温泉は宇奈月温泉の源泉で、宇奈月の湯はすべて黒薙温泉からの引き湯である。

河原は黒部川支流の黒薙川で、至る所で高温の温泉が涌いている。

掘って入っても良いかと聞くと、火傷しますからと断られた。